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映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』徹底解説!リュック・ベッソンが贈る、冒険ファンタジーの魅力

映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』徹底解説!リュック・ベッソンが贈る、冒険ファンタジーの魅力

映画アデル/ファラオと復活の秘薬のポスター

『レオン』や『フィフス・エレメント』など数々の名作を手がけてきた巨匠リュック・ベッソン監督が贈る、奇想天外な冒険活劇、映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』。1912年のパリとエジプトを舞台に、型破りなジャーナリスト兼探検家のアデルが、古代エジプトの秘宝と翼竜が巻き起こす騒動に巻き込まれていきます。ユーモアとミステリー、そしてアクションが融合した、リュック・ベッソンらしいエンターテイメント超大作の魅力を徹底解説します。現在、Amazonプライムビデオで配信中です。

 

 

 

 

概要・原題

 

  • 原題: Les Aventures extraordinaires d'Adèle Blanc-Sec
  • 公開年: 2010年
  • ジャンル: 冒険、ファンタジー、コメディ
  • 監督: リュック・ベッソン
  • プロデューサー: ヴィルジニ・ベッソン=シラ
  • あらすじ: 1912年のパリ。最愛の妹の命を救うため、ジャーナリストのアデルは、古代エジプトの秘薬を探し求め、冒険の旅に出ます。その頃、パリでは博物館の化石から孵化した翼竜プテロダクティルスが人々を恐怖に陥れるという前代未聞の事件が起きていました。アデルは、翼竜事件の謎と、復活の秘薬の鍵を握るミイラが眠るファラオの墓を探し、パリとエジプトを奔走します。果たして、彼女は妹を救うことができるのでしょうか。

 

あらすじ

 

物語の主人公は、鋭い洞察力と大胆な行動力を持つ女性ジャーナリスト、アデル・ブラン=セック。彼女は、フェンシングの事故で昏睡状態に陥った妹の命を救うため、古代エジプトのファラオが持つとされる奇跡の秘薬を探していました。同じ頃、パリ自然史博物館では、1億3600万年前に絶滅したはずの翼竜の卵が、なぜか孵化するという摩訶不思議な事件が発生。翼竜はパリの空を飛び回り、市民を大混乱に陥れます。この事件は、実はアデルがエジプトで出会った古代の呪術師が、念力を使って遠隔で孵化させたものでした。アデルは、妹を救うため、古代エジプトのファラオ、ラムセス2世のミイラを復活させることを試みますが、事態は思わぬ方向へと転がっていきます。次々と起こる奇妙な事件に、アデルは機知と勇気で立ち向かい、パリの街を守ろうと奮闘します。

 

キャスト

 

  • アデル・ブラン=セック:ルイーズ・ブルゴワン
  • フェリックス・カポニ警部ジル・ルルーシュ
  • デュプヌフ教授:ジャッキー・ネルセシアン
  • エスペランデュー教授:フィリップ・ナオン
  • パトレース・ジューベール:ニコラ・ジロー
  • ミュム:ジャン=ポール・ルーヴ
  • アガサ・ブラン=セック:ロール・ド・クレルモン
  • マチュー・アマルリック:詳細情報なし
  • ムーサ・マースクリ:詳細情報なし

 

主題歌・楽曲

 

 

受賞歴

 

 

撮影秘話

 

本作は、フランスの漫画家ジャック・タルディが描く同名のバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)を原作としています。リュック・ベッソン監督は、原作への深い愛情を持ってこの映画を制作しました。 主人公アデルを演じたルイーズ・ブルゴワンは、役作りのために乗馬やフェンシングを習得するなど、熱心に役に取り組んだそうです。また、1912年のパリの街並みや古代エジプトの遺跡は、VFXとセットを巧みに組み合わせて再現されており、その映像美は多くの観客を魅了しました。

 

感想

 

『アデル/ファラオと復活の秘薬』は、ユーモアとファンタジーが絶妙なバランスで混ざり合った、大人が楽しめる冒険映画です。アデルという型破りな女性主人公のキャラクターが非常に魅力的で、彼女が巻き起こす騒動に思わず笑ってしまいます。ミイラや翼竜といったファンタジー要素が、1912年という古き良き時代設定に違和感なく溶け込んでおり、観客をワクワクさせてくれます。リュック・ベッソン監督らしい、テンポの良い展開と斬新な映像表現も必見です。

 

レビュー

 

肯定的な意見

・「リュック・ベッソン監督の才能が爆発した、コミカルで面白い冒険映画!」

・「アデルのキャラクターが最高。強く、美しく、そしてちょっとおっちょこちょいなところが愛らしい。」

・「CGと実写の組み合わせが素晴らしく、ファンタジーの世界観に引き込まれた。」

否定的な意見

・「ストーリーが少しごちゃごちゃしていて、何が起こっているのか分かりにくかった。」

・「コメディ要素が強く、シリアスな冒険を期待していたので少し残念だった。」

・「一部の登場人物のキャラクターが薄く、物語に深みが足りないと感じた。」

 

考察

 

アデルという新しいヒーロー像

アデルは、従来の冒険映画の主人公とは一線を画しています。彼女は決して完璧なヒーローではなく、時に感情的になり、危険な状況に陥ります。しかし、その人間臭さが彼女の魅力を引き立てています。知性と勇気を持ち合わせながらも、ユーモラスな一面を持つアデルは、女性が活躍する新しいヒーロー像を提示しています。

 

科学と魔術の融合

本作では、科学が発展した20世紀初頭という時代設定の中に、ミイラや念力といった魔術的な要素が混在しています。翼竜の卵が科学博物館で孵化するという設定は、科学と魔術が共存する世界観を象徴しています。リュック・ベッソンは、この二つの相反する要素を巧みに融合させ、奇妙で魅力的な世界を創造しました。

 

 

※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。

 

ラスト

 

アデルは、ついにミイラを復活させることに成功し、妹の命を救う秘薬を手に入れます。しかし、そこで彼女は、復活したミイラがかつてファラオの主治医だったことを知ります。ミイラは、妹を救うために秘薬を調合しますが、その代償としてアデルに一つの条件を突きつけます。物語の最後には、アデルの前に、あの有名なファラオのミイラが姿を現し、続編を予感させるような終わり方をします。

 

視聴方法

 

 

DVD&Blu-ray情報

 

 

 

まとめ

 

『アデル/ファラオと復活の秘薬』は、リュック・ベッソン監督の独創的な世界観が詰まった、唯一無二の冒険映画です。コミカルなストーリーとスリリングな冒険が融合し、最後まで飽きさせません。特に、主人公アデルのキャラクターは魅力的で、彼女の活躍から目が離せなくなること間違いなしです。ぜひこの機会に、Amazonプライムビデオでこの奇想天外な冒険を体験してみてください。

 

映画のジャンル

 

冒険、ファンタジー、コメディ

 

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