映画『ベイウォッチ - エクステンデッド・エディション』：ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンがビーチを守る！笑いとアクション満載の海洋アクションコメディ
みんなで一緒に新しいエクステンデッド・エディションへ飛び込もう！伝説のテレビシリーズをドウェイン・ジョンソン主演で映画化した本作は、危険な犯罪の波がビーチに押し寄せる中、ミッチ・ブキャナン（ドウェイン・ジョンソン）が優秀なエリート・ライフガード隊を率いてミッションを開始する物語です。ミッチは、警察ではなくても港とビーチの安全を守れることを証明しようと奮闘します。熱血隊長ミッチのチームに、オリンピック競泳の金メダリストだが問題児の新人マット・ブロディ（ザック・エフロン）が加わり、二人は反発し合いながらも、ビーチに迫る麻薬密売と環境汚染という巨大な犯罪組織に立ち向かうことになります。緩急自在のユーモアと、迫力あるアクション、そして美しいビーチを舞台にした、夏の太陽のように熱いアクションコメディです。エクステンデッド・エディションでは、劇場公開版ではカットされたシーンが追加され、さらに過激なジョークとアクションが楽しめます。
概要・原題
- 原題: Baywatch
- 公開年: 2017年（アメリカ）
- 上映時間: 119分（エクステンデッド・エディション）
- ジャンル: アクション、コメディ、犯罪、アドベンチャー
- 監督: セス・ゴーダン（Seth Gordon）
- 出演者: ドウェイン・ジョンソン（Dwayne Johnson）、ザック・エフロン（Zac Efron）、アレクサンドラ・ダダリオ（Alexandra Daddario）、プリヤンカー・チョープラー（Priyanka Chopra） 他
あらすじ
ベテランのライフガード、ミッチ・ブキャナンは、ビーチの安全を何よりも重んじる熱い男です。毎年恒例のライフガード選考会で、ミッチはオリンピックでメダルを獲得するも素行に問題があり落ちぶれたマット・ブロディを、広報目的でチームに迎え入れます。ミッチとマットは、お互いの価値観の違いから常に衝突しますが、ビーチで頻発する不審な事件や、沖合で見つかった麻薬の証拠から、ビーチ一帯を牛耳ろうとする実業家ヴィクトリア・リーズの陰謀に気づきます。ライフガードの枠を超え、ミッチたちは持ち前の身体能力とチームワークを駆使して、危険な犯罪組織の壊滅を目指します。二枚目だが自信過剰なマットが、ミッチとのミッションを通じて真のチームプレーとライフガードの精神を学んでいく過程も、物語の大きな見どころです。
キャスト
- ミッチ・ブキャナン（ライフガード隊長）: ドウェイン・ジョンソン（Dwayne Johnson）
- マット・ブロディ（元オリンピック金メダリスト）: ザック・エフロン（Zac Efron）
- サマー・クイン（新人ライフガード）: アレクサンドラ・ダダリオ（Alexandra Daddario）
- ヴィクトリア・リーズ（悪役の女実業家）: プリヤンカー・チョープラー（Priyanka Chopra）
- ロニー（新人ライフガード）: ジョン・バス（Jon Bass）
- C.J.パーカー（ライフガード）: ケリー・ロールバッハ（Kelly Rohrbach）
- オリジナル版ミッチ・ブキャナン: デヴィッド・ハッセルホフ（David Hasselhoff）（カメオ出演）
主題歌・楽曲
- 音楽: クリストファー・レナーツ（Christopher Lennertz）
- 特記事項: 90年代のオリジナルテレビシリーズのテーマ曲を現代風にアレンジした楽曲が使用されています。ビーチの開放感とアクションの緊迫感を高める、アップテンポでロック色の強いサウンドトラックが特徴です。特に、ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンが肉体美を競い合うトレーニングシーンなどで流れる曲は、映画の陽気な雰囲気を盛り上げています。
受賞歴
- 本作は批評家からの評価は分かれましたが、コメディ映画として、特にドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンの息の合った掛け合いが評価されました。具体的な主要な映画賞の受賞歴はありません。
撮影秘話
- ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンは、この映画のために徹底した肉体改造を行い、彼らの筋骨隆々の体型は撮影中も大きな話題となりました。特にザック・エフロンは、自身のキャリア史上最も低い体脂肪率まで絞り込んだと言われています。
- オリジナルテレビシリーズの主演であったデヴィッド・ハッセルホフとパメラ・アンダーソンがカメオ出演しており、ファンへのサービス精神も旺盛です。
- 監督のセス・ゴーダンは、単なるリメイクではなく、90年代のテレビシリーズの真面目すぎるトーンを逆手に取り、 R指定のコメディとして再構築することを意図しました。エクステンデッド・エディションでは、そのコメディ要素がさらに強化されています。
感想
映画『ベイウォッチ』は、美しいビーチを舞台にした、おバカで陽気なアクションコメディです。ドウェイン・ジョンソン演じる熱血隊長ミッチと、ザック・エフロン演じるチャラい問題児マットの間の、まるでブロマンスのようなユーモラスな衝突が最高に笑えます。物語は犯罪組織との対決というアクション要素も含んでいますが、根幹にあるのは、ライフガードという仕事への情熱と、チームで働くことの重要性です。真面目さとふざけ具合のバランスが絶妙で、特にエクステンデッド・エディションは、オリジナル版よりもさらに過激で下品なジョークが追加されており、何も考えずに笑いたいときにぴったりのエンターテイメント作品です。夏に見たくなる、陽の光と潮風を感じさせる映画です。
レビュー
肯定的な意見
・「ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンの肉体美とコメディの相性が抜群。二人の掛け合いだけでも見る価値がある。」
・「テレビシリーズへの愛とリスペクトを感じさせながら、現代的なR指定コメディとして見事に昇華している。」
・「アクションシーンは迫力があり、夏らしい開放感とビーチの美しさも楽しめる。」
否定的な意見
・「コメディ部分が下品すぎる、あるいはジョークが空回りしていると感じる場面がある。」
・「犯罪捜査のストーリーラインが単純で、コメディを優先しすぎている。」
考察
テレビシリーズからの脱却とメタフィクション
本作は、テレビシリーズの真面目なトーンを皮肉ることで、独自のコメディとしての地位を確立しました。ミッチが「なんで僕たちが警察の仕事をしているんだ？」と何度も疑問を呈するシーンは、テレビシリーズのメタ的な視点であり、この映画が単なるリメイクではなく、オリジナルのイメージを意識的に破壊し、現代にアップデートしようとする試みだと解釈できます。
伝統と変化の対立
ミッチ（ドウェイン・ジョンソン）が象徴する「伝統的で熱血なライフガードの精神」と、マット（ザック・エフロン）が象徴する「傲慢で現代的なセレブ文化」の対立は、物語の核です。マットがミッチのチームに参加し、ライフガードとしての使命感を取り戻す過程は、古い価値観と新しい価値観が融合し、より強力なチームへと進化する姿を描いています。
※以下、映画のラストに関する重大なネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。
ラスト
ミッチとマットは、ヴィクトリア・リーズが主催する豪華クルーズ船のパーティーに潜入し、彼女が麻薬密売と土地開発によるビーチ支配を目論んでいる証拠を掴みます。クライマックスでは、ヴィクトリアとの激しい肉弾戦と追跡劇が繰り広げられます。マットは、ミッチとの訓練を通じて培った真の勇気を発揮し、ミッチと共にヴィクトリアを追い詰めます。最終的に、ヴィクトリアは逮捕され、ビーチの平和が守られます。マットはライフガードとしての評価を回復し、チームの一員として正式に認められます。物語の終わりには、ミッチたちが新たなライフガードチームを結成するために別のビーチへと向かうことを示唆し、彼らの活躍が続くことを期待させます。
視聴方法
DVD＆Blu-ray情報
まとめ
『ベイウォッチ - エクステンデッド・エディション』は、ドウェイン・ジョンソンの豪快さとザック・エフロンのコミカルな演技が光る、最高の夏のアクションコメディです。美しいカリフォルニアのビーチを舞台に、ライフガードたちが危険な犯罪に立ち向かうという設定は、テレビシリーズのファンだけでなく、幅広い観客を魅了します。笑いとアクション、そして目の保養になるキャストの肉体美が詰まった、気分が上がるエンターテイメント作品です。
映画のジャンル
アクション、コメディ、犯罪
- 映画 ベイウォッチ
- Baywatch
- ドウェイン・ジョンソン
- ザック・エフロン
- ビーチアクション
- エクステンデッド・エディション
